【花粉症の症状を軽減させるには…】

花粉症の女性

今年もこの時期がやってきました。

例年、関東地方ではスギ花粉の飛散が2月上旬から中旬に始まると言われています。

しかし、今年はすでに症状が出ている人が多く、昨年の夏の猛暑の影響で、花粉量は過去10年間の平均と比べて約1.6倍になると予測されています。

暖かくなるのは嬉しいですが、花粉症を考えると憂鬱に感じる方も多いのではないでしょうか。

当院では、花粉症の原因を「肝臓と副腎の炎症」にあると考えています。

  • 肝臓は、血液中の有害物質を解毒し、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの代謝を行います。
  • 副腎は、抗炎症作用を持つホルモン(コルチゾールなど)を分泌し、免疫の過剰な反応を抑える重要な役割を果たします。

急激な気候変化や疲労がこれらの臓器に負担をかけ、機能が低下することでアレルギー反応が起きやすくなるのです。

特に肝臓は目や鼻と深い関係があり、涙やくしゃみなどの症状を悪化させることがあります。

内臓のアイシングで症状を軽減しましょう

以下は、肝臓と副腎の炎症を和らげる「内臓のアイシング」の方法です。

  1. アイスノンや保冷剤を用意し、肝臓と副腎を冷やします
    • 肝臓の位置:右胸の下あたりの肋骨の裏側。
    • 副腎の位置:左右の肩甲骨の下あたり。
    • 肌に直接当てると冷やし過ぎるため、Tシャツや肌着の上から冷やしてください。

      肝臓のアイシング副臓のアイシング

  2. 1回30秒~1分を目安に、1時間ごとに繰り返します
    • 冷やし過ぎを防ぐため、1分以内にしてください。
  3. 入浴後は特におすすめ
    • 風呂上がりに15分おきに3回程度冷やすと効果的です。

最初は「寒そう」と感じるかもしれませんが、熱を持った部分を冷やすことで意外と気持ちよく感じられるはずです。

継続することが大事です。

なかなか変化を感じにくくても続けることで症状が軽減してきます。屋外で深呼吸している女性

内臓のアイシングを続けても効果を感じられない場合は、内臓の疲労がかなり蓄積している可能性があります。

その場合、まず先に内臓の疲労を取る事をおススメしています。

炎症がとれても蓄積している疲労が多ければすぐに戻ってしまうからです。

その際は一度、当院にご相談ください。

お待ちしています。